College Summit in TOKYO

2020年12月6日(日) 大学生と大学教授によるSDGs推進イベントである「College Summit for Peace in TOKYO 2020」をオンライン開催致しました。「"誰一人取り残さない"世界実現のために、大学生の私たちにできること」をテーマとして、当日は3名の学生からSDGsの目標を達成するためのアイディアや取り組みを発表したモチベーティングプレゼンテーションが行われた後、大学教授の先生方と大学生たちが少人数のグループに分かれ、より専門的な視点で様々な問題解決に向かい意見交換し合うグループセッションの時間を持ちました。最後には代表学生と代表の先生からSDGsの目標達成に向けてのビジョンスピーチが行われ、誰一人取り残さない世界の実現のため、私にできることは何かを考え、動き出していく出発点となりました。大学生だけではできないことも、教授の先生方とともに考え、取り組んでいくことで環境問題や貧困問題、食糧問題といった世界が直面している難問題を具体的に解決していく糸口が見え、今後の活動にも期待が膨らむ時間となりました。

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モチベーティブプレゼンテーション

SDGsの⽬標実現に向けたプレゼンテーションが学生から行われ、それに対する教授の先生方からの意⾒やアドバイスもいただき、相乗効果が生まれる時間となりました。

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グループセッション

SDGsの各目標に対して30あまりのグループに分かれ、先生方と学生との少人数グループセッションを行いました。様々な意見や考えが飛び交い、刺激的な場となりました。

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ビジョンスピーチ

SDGsの目標実現に向けた未来のビジョンを代表学⽣と教授が発信し、今後の持続可能な社会の実現に向けて⼠気が高まる時間となりました。

VOICE

今回のCollege Summitでは、様々な大学の学生や先生方と共に、SDGsについて考えたり、ディスカッションする場をもつことができて、学び多く充実した時間を過ごすことができました。普段の学校生活において、今回のように様々な分野の学生や教授をお迎えしてSDGsについて真剣に考える場はなかなかもてないため、貴重な経験にもなり、私個人としても、よりSDGs推進に向けて地域から貢献していきたい思いが強まりました。college summitの中で、1番印象に残っていることは、教授とのディスカッションの時間でした。私たちのグループでは「水の不平等問題」について考えていったのですが、先生からのお話やディスカッションを通して、水問題はただ先進国の技術を伝えれば解決するのではなく、給排水の不平等問題や政治、現地の風習にも目を向けながら支援をしていく必要があるのだということに気づくことができました。他にも学生のプレゼンテーションや決意表明を聞く中で、大学生という立場で日本の未来や社会に貢献いこうと日々努力している姿を見ながら、希望を感じました。私も、同じように地域や社会を良くしていきたい意識をもっている大学生とコミュニティを築きながら、身近な大学や地域からSDGsに貢献していくプロジェクトを発展させていきたいです。

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群馬大学3年 梶井元鶴(はるか)さん

実行委員長より

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慶應義塾大学3年 北野嵩大 実行委員長
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今回、コロナ禍という状況下でCollege Summit for Peace in TOKYO 2020を開催することができました。当日まで、どうすればより多くの先生方に参加していただけるだろうか、どうすれば未来を主体的に考えられるイベントになるだろうかと、実行委員会で試行錯誤を繰り返しながら、ようやく作り上げることができました。至らなかった点、改善すべき点は多々ありましたが、先生方を始め多くの方々のご協力の中で開催することができたことを心から感謝いたします。

学生からのプレゼンも、先生方とのトークセッションも印象でしたが、特に私の心に残ったのは、先生からのビジョンスピーチでした。問題解決のその先、問題の前提となっている社会の通念を疑い、新しい社会を創造できるのは若者しかいないというお話でした。

今回のカレッジサミットのテーマは「学生×教授=問題解決」でした。もちろん、すでに存在している問題の解決のために情熱を傾けることも非常に大切です。しかし大学生であれば、その問題がどのような社会を土台としているかを考えてみる視点も重要だというお話でした。現実の問題の枠にとらわれず、現在の社会を客観的に捉えて新しい社会について考えられるのは若者だけだということです。

およそ150年前の明治維新も、そのような若者たちによって実現されました。幕末の志士たちは、目の前にある問題ばかりに囚われず、全く新しい日本の姿を考えていました。そして、近代国家日本を築いていったのです。

現代に生きる私たちも彼らと同様、現実の問題ばかりに囚われずに、問題の土台となっている社会について考えていくべきだと思わされました。

それでは、どうすれば問題に対して柔軟な考えを持ち、その土台を探って考えることができるのでしょうか。先生からは、自分とは異なる社会や文化の中で生きている人とコミュニケーションすることだというお話がありました。

そうした意味で、やはり今回おこなったトークセッションのような場を作ることができたということは大きな一歩であったと感じます。同時に、次回以降の開催に向けて、今回とはまた違うコミュニケーションの方法を模索し、新しい発見のあるイベントにしていきたいという思いが強くなりました。

若者が、問題解決という枠にとらわれずに考えて出てくる発想は、きっと明るい未来を作るきっかけになるはずです。カレッジサミットが世界の問題を解決するきっかけを得られる場なるように、そして、新しい社会を思い描く出発点になることができるように、来年に向けて模索していきたいと思っています。