コロナ禍の今こそ日本の工学の底力を(SDGs 3, 7, 13)

更新日:3月10日

Keywords: #環境材料 #パンデミック #ポストコロナ #エネルギー #環境問題

7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに


私たちは、先生の専門分野である「環境材料」をディスカッションのベースとし、

・ポストコロナ時代をどう生きるか

・持続可能なエネルギーの実現

・大気汚染問題改善

について、大きなテーマを「よりよい環境」に定め、各人が自由に質疑応答しながらその内容を深めていった。





➢ 感染対策のために日本の技術力を発揮せよ


 今回のコロナウイルスパンデミックを通して、我々は多くの困難に直面した。日常生活の中でどのようにして感染拡大を防げるのか。感染拡大は防ぎたいが、社会経済活動を完全に止めるのは現実的ではなく難しい。ワクチンが開発され手元に届くまで、私たち自身が感染に気を付けないといけない。ここで注目したいことは予防の大切さである。患者を直接治療できる医療分野はもちろん重要であるが、換気とソーシャルディスタンスを考慮した建物の構造設計、ビッグデータ解析による三密の回避、抗菌抗ウイルス材料など工学分野の貢献も求められている。今こそ日本のエンジニアリングが力を発揮するときである。



次世代エネルギー発電とは

大切なのはエネルギーを使わなくてよくすること


 エネルギー生産向上に貢献する材料、物質は多くある。しかし、私たちが使っているエネルギーはあまりにも膨大である。果たして、その膨大なエネルギーを賄えるだけの生産力があるのか。自然エネルギーなどの代替エネルギーは様々なものが存在するが、使用する電力は増える一方である。そこで私たちが考えていくべきことはどのようにしてエネルギーを生み出すのかよりも、どのようにしてエネルギーを使わないで済むようにするかということだ。持続可能なエネルギー実現に向けて、エネルギーに向き合う私たちの姿勢を変えることが重要である。


 

【学生の声】


学生1:

 新型コロナウィルスを通して工学の総合力、底力が問われているという内容がとても印象的でした。新型コロナウィルスは医療分野の研究だけが役立つ分野だと考え、これまで自分の研究していきたい分野は狭い範囲でしか活かせないものだと考えていましたが、感染抑制の分野に工学が活かせるという内容を受けて、コロナウィルスの問題と一見関係のないような分野にも必ず活かせる道があると希望を持つことができました。


学生2:

 エネルギー問題は、エネルギーを今の莫大な需要に合わせていくよりもエネルギーを使わなくすることが大切だという話が印象的で、このような意識を変えることの大切さを知ることができました。また、自分さえ良ければ良いというのを捨てて互いに思いやる気持ちを持つことは本当に大切だと感じました。


【まとめ】


 環境材料について研究されている先生から、現在の実状・問題点などについて知ることができた。SDGs実現を切り取ってみても、解決しなければならない問題が密接に絡み合っており、一つ一つ向き合いながら全体の問題改善を目指していくべきであると感じた。今後さらに、コロナ禍における私たちの姿勢、世界の環境問題、身近なエネルギー問題について考える必要性を感じる時間となった。

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