世界からすべての飢餓をなくすために(SDGs 1, 2)

更新日:3月10日

Keywords: #飢餓 #自立 #紛争 #貧困 #多面的支援 #途上国

2 飢餓をゼロに


私たちはSDGsの目標2「飢餓をゼロに」を深堀りするために、専門家の方が出演されていた飢餓問題を取り扱うドキュメンタリーを事前に視聴し、そこから学生が疑問に感じたことや関心を持ったことについて答えていただいた。その後、飢餓の基本情報について説明を受け、「飢餓に瀕した人々を自立に導くには」というテーマについて話し合った。





➢ 11人に1人がこの瞬間も飢餓に苦しんでいる


 世界の飢餓人口は6億9千万人おり、11人に1人が飢餓に陥っている現状がある。貧困をなくすことは理論的には可能であるにも関わらず、近年、支援を必要とする人々は新たに増え続けている。その原因は、一つ目になくならない紛争、二つ目に異常気象、最後に新型コロナウイルスによるパンデミックの影響によるところが大きい。二、三番目の自然現象によるものは早期に対応していくしかないが、紛争に関しては人間の継続的な努力を必要とし、紛争をなくさない限り飢餓をゼロすることはできない。


➢ よりお腹が空いている人のもとへ


 なくならない貧困と飢餓に対して援助を行う際には、優先順位をつける必要がある。判断基準は単純であり、よりお腹が空いている人に優先的に援助を行う。本当に困っているか否かを見極めるために、政府や住民の意見に耳を傾けながら現場スタッフの意見を考慮し、本当のニーズを探ることが求められる。

➢ 多面的な支援で貧困の連鎖を断ち切れ


 途上国の人々が貧困から自立するためには、人道的支援だけでなく開発支援も必要である。インフラの整備、農業、工業など多面的な支援が開発地域には求められる。それだけでなく教育も重要であり、教育がなければ貧困の連鎖を断ち切れない。一側面からのアプローチだけでは貧困地域の状況改善は見込めず、多面的な支援を行うことではじめて貧困問題を根本的に解決することができる。


 

【学生の声】


学生1;

 支援を受ける側の責任について、「自分たち以上に困っている人がいないか、周りに目を向けること」だと語られていたのが印象的でした。支援打ち切りになる国や地域の方々も、自立して満ち足りた生活を送れるようになったわけではない中で、周囲に目を向けていかなければならないことを考えたときに、打ち切る側だけでなく、打ち切られる側としても簡単な問題ではないということを感じました。また、支援物資の入手経路に関しては、支援する地域の紛争や様々な利害関係に加えて、国の経済についても考慮しなければならないことを知り、支援する側の心労と絶えまない努力を感じました。


学生2:

 日本で勉強しているだけではなかなか分からない現地の事情や、こうすればこうなるという短絡的な考え方ではなくて、物事を多角的に捉えて、さまざまなアプローチを通して問題解決に向かっていくことが大切なんだと感じさせられました。


【まとめ】

 多くの国々を訪れ、飢餓に瀕した人々を目の当たりにしてきた専門家の経験から、世界の飢餓の現状について知ることができた。まずは「世界人口の11人に1人が飢餓で苦しんでいる」という事実を知ることが平和への第一歩である。「普通に生活をする」ということが当たり前でない人々が多くいるということを知り、この事実を知った皆さんは、今の生活を大切にしてほしい。そして少しでも世界の現状に目を向け、私にできる一歩を踏み出してほしいと思う。

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