持続可能な社会実現は幸せな結婚と家庭から(SDGs 5, 10)

更新日:3月10日

Keywords: #結婚 #家庭 #価値観 #子育て #ネグレクト #虐待 #育児 #コミュニティー


5 ジェンダー平等を実現しよう


私たちはSDGsの目標5「ジェンダー平等を実現しよう」と目標10「人や国の不平等をなくそう」に重点を置き、ディスカッションをした。具体的には「結婚や家庭づくり」について考えを深めていきながら、先生ご自身の結婚前後のエピソードや課題を聞き、メンバーがどんな家庭を築いていきたいのか話した。また、幸せな結婚・家庭が実現されていない原因とその改善策について話し合った。




➢ 持続可能な社会を目指す前に見つめるべき家庭の役割


 持続可能な社会実現に向かう中、社会の基本単位は「家庭」であることを忘れてはならない。家庭が集まって構成されたものが社会であるということを考えると、いかに家庭が幸せであるか、人々の心の拠り所となっているかが、社会に大きな影響を与えるということが分かる。「家庭」は人を育て、つくっていく大切な場所であり、SDGs実現に向けて非常に大きな役割を果たしている。


➢ 大切なことは相手のことを思いやること、共有すること


 「結婚してから自分の奥さんを守っていかなくてはならないという責任感が強くなった一方で、仕事と家庭のバランスが難しいと感じるようになった」と先生は語られた。先生ご自身が、男性は仕事、女性は家事という環境で育ってきたため、妻の「家事は男性もする」という主張に対して、初めは驚いたという。実際にどちらが掃除をして、どちらが料理をするのかということに関して、意思疎通が上手くとれないという課題が生じたのだった。


 そこで大切になることは、「相手のことを優先して思いやること」そして「共有し、話し合うこと」である。夫婦はそれぞれが違う環境で生きてきた故に、価値観や性格が異なるのは当然のことである。実際、離婚する原因のほとんどは価値観の違いや性格の不一致である。不和が生じた時に、自分に焦点を当てるのではなく、相手の為に生きること、率直に思うことを共有し、話し合うことが、価値観や性格不一致の壁を壊す重要なカギとなる。



家族

➢ あなたはどのような家庭を築いていきたいですか?


「どのような家庭を築いていきたいか」というテーマに対して、学生からは


" ありのままで、子どもたちがのびのびと生きることのできる笑顔の絶えない家庭 "

" 帰ってきたいと思えるような、愛の溢れる家庭 "


という言葉があがった。先生からは


" 妻と助け合える関係を築き、子どもを育て、子どもから尊敬される夫婦 "


という言葉をいただいた。あなたはどのような家庭を築きたいと思いますか?


➢ 子育ての悩みを相談できるコミュニティーをつくる


 虐待やネグレクト問題の原因は親だけにあると考えてしまいがちである。しかし、実際は親自身も多くの悩みを抱えていたり、仕事や育児のストレスをため込んでいたりする。そこで私たちは、「親の相談に乗ることのできる施設とコミュニティーの構築、さらにそのプロジェクト化」を考えた。専門家や実際に子育てをしている先輩に相談したり、勉強会を開催してもらうなど、共に家事育児を頑張る仲間をつくることで、親たちが悩んだときの気持ちのはけ口となる。こうした相談窓口を設けることは、家庭環境の大きな改善に繋がるのではないかと考えた。また、先生の専門分野である統計を利用し、実際に親からの子育ての悩みの相談前後、コミュニティー活動の前後でどのような変化があったのかを知り、それを根拠に政策立案に役立てるのもよい方法である。


 

【学生の声】


学生1

 結婚がSDGsにも関わってくると言うことを話し合いの中で気づくことができた良い場でした。女性と男性の問題が子供の愛着形成にも影響し、家庭だけでなく社会や国家、世界にまで影響を及ぼすことに改めて気づきました。また、先生の結婚後の変化を聞かせていただく中で、自分が見えなかった結婚後のことを知ることができ、自分も結婚してから困らないように今、自分自身の成長に努めていかなくてはならないと思いました。家庭についても深く考えることができ、とても良い時間となりました。


学生2

 現在の日本では、仕事と家庭でいえば仕事の方が優先的に捉えられがちですが、家庭も社会の基本的な構成単位であり、そのバランスが重要だと実体験をもとにお話をいただけてとても勉強になりました。日本は離婚率が高く、結婚生活もうまくできていない家庭が多くいるなかで子供に対してどのように接していくべきなのかを考えると共に、親の教育の重要性を強く実感しました。しかし、それ以前に私たちがどのような家庭を築きたいのか、夢や希望を一人一人持っていくことがより良い社会実現のために大切なことであると感じます。その点で今回先生とともに理想の結婚・家庭について話し合うことができたことは、とても良い機会でした。


【まとめ】


 実際に結婚し家庭をもってからどのような困難を経験し、どのように乗り越えたのかについて聞き、メンバーで理想の家庭を考える機会を設けることができたのは大きな一歩となりました。特に価値観や性格の不一致を越えていくためには、「相手のことを優先して思いやること」と率直に思うことや、あったこと等を「共有し、話し合うこと」が大切であるということを知ることができました。是非皆さんも家庭をもってからの参考にしてほしいですし、それぞれが理想の結婚・家庭像をイメージし、SDGs実現に向かえたらと思います。

閲覧数:210回0件のコメント

最新記事

すべて表示